ふくおか子育てパーク

« 第2話 小児科で働く薬剤師として | メイン | 第4話 NPO法人こどもとくすり代表理事として 〜子育て専用おくすり手帳「けんこうキッズ」の目的とは〜 »

第3話 笑っているパパとして

2010年07月20日

 「ふくおか子育てパーク」をご覧になっている皆さま、こんにちは!「イクメン=育児をする男性(メンズ)」のメディア取材が連続して続いている…「メディカルパパ」ことパパ薬剤師の中村守男です。

初回の記事で書いた事ですが、現在の僕のシゴトは以下の3つです。

?小児科(子育て)専門の薬剤師。(管理薬剤師)→2回目の記事
?NPO法人こどもとくすりの代表理事→4回目の記事(予定)
?ファザーリング・ジャパン九州(略:FJQ)理事→今回(3回目)の記事

と、言うわけで今回は〜?笑っているパパ(FJQメンバー)〜として書こうと思います。

僕は2児のパパです。5歳の息子と4歳の娘がいます。今でこそ、福岡の各種メディアから「イクメン」の取材を多数受けるようになりましたが、僕自身、はじめから「イクメン」では無かったし、今でも「まだまだ本当のイクメンになっていないな〜!」と感じています。

そんな僕の平日のスケジュールは大体こんな感じです。
4:00 起床
4:30〜6:30 シゴト(コラム執筆・講演資料・各種書類作成・メール返信など)
6:30〜7:15 家族の時間(食事・登園準備など)
〜薬局(職場)へ移動〜
8:30〜19:00 薬局業務
〜自宅へ移動〜
20:00〜20:30 子どもとお風呂
20:30〜21:00 食事+家族の会話
21:00〜21:30 就寝準備(歯磨き・絵本の読み聞かせ・子どもの寝かしつけなど)
22:00 就寝
※100%この通りに行かないですが、基本のスタイルはコレです。

良く見てみると、子どもと過ごす時間は「出勤前45分」と「帰宅後90分」の合計135分/日。つまり、毎日約2時間の家族時間を確保している事になります。本当はもっと時間を作りたいのですが、現状ではこれが精一杯の形です。
それでも、取材に来たメディアの方からは「朝4:00に起きるのですか!?スゴいですね〜!」と言われたりするのですが…、単純に「寝かしつけ」をすると、つい自分も一緒に寝てしまうので、早く起きてシゴトをしているだけなのです(笑)

僕の時間管理の基本ルールは「夜は家族と過ごす時間」=「夜はシゴトをしない」と言う事。夜は子どもと過ごせる大切な時間だし、子育ては日々の積み重ねが大切だと思っているので「就寝準備・絵本・寝かしつけ」はパパの育児と決めています。子ども達もそれが当たり前になっているし、僕もそれが無いと何だか落ち着かない…!(笑)

僕たち、ファザーリング・ジャパン九州(略:FJQ)のパパは朝方のパパが多く、早朝からメールのやり取りなどしています。しかし、それは強制でも何でも無く各自が自発的に行っているのです。FJQのメンバーでも話しているのですが、どうしても飲み会などで遅くなる場合もあるので、そんな時は無理をせずゆっくり起きる。それでも6:00くらいには目が覚めますが…!(笑)

 そんなファザーリングな子育てのモットーは、義務感や責任感だけで子育てをする「良いパパ」ではなく、パパ自身が主体的に子育てを楽しむ「笑っているパパ」でいること。それは土日だけの良いとこ取りのパパではなく、日々の生活にどれだけ子どもと生活をともにするか…だと思います。

1日1分でも良いのでパパの子育て時間を作る。まずは親子で「行ってきます!」のハイタッチからスタートして、歯磨きや絵本の読み聞かせなど、少しづつ毎日の生活に子育てを組み込んでいく。何か一つでも「パパ、いつものあれは?」と言われるようになればこっちのもの。子どもは日々のお世話をしてくれる人に慣つくものなのです。ほんの少しのコミュニケーションが次第に楽しみに変わっていくようになるのです。子育てが少しでも楽しいと感じたパパは、もっと早く帰宅して子どもと接する時間を増やそうとする。するともっと子どもが慣つくので楽しい…!だからもっともっと早く帰ろう!そのためには段取りよく仕事をこなして…!というステキな循環が生まれてくるのです。

 …と偉そうなことを書いていますが、冒頭に書いた通り僕もまだまだ本当のイクメンにはなっていません。スケジュールを見るとわかるように僕には「家事」の時間がありません。僕はもう一人子どもが欲しいのですが、妻から「もっとイクメンにならないと3人目は作れません!」と言われたばかり。なので現在は育児だけでなく家事もこなせる本当のイクメンになるように修行中です!(笑)本当の意味での「少子化対策」は父親の家事育児力にかかっているのかも知れませんね!
 
今回も、このコラムを読んでくださっているあなたに感謝します。もう少し僕のコラムに付き合って下さいませ♪

ikumennpapa3.jpg
パパ薬剤師|中村守男

追伸
現在、私(中村守男)は【パパの子育て】【小児医療からの子育て】【ワークライフバランス】などのジャンルで、講演やコラム執筆を行っております。また、各種メディアの取材も時間の許す限り受け付けています。講演依頼・コラム執筆・取材など、下記までご連絡くださいませ。
【 メール info@kodomo-kusuri.org / 電話 090-8837-2626 】

投稿者 Kosodate : 2010年07月20日 09:00

コメント

こんにちは(^-^*)/中村さん!
コラム、読んでいてびっくりしました。男性って、そんなふうに考えているんですね!
勉強になりました!次回も楽しみですm(__)m

投稿者 しずく : 2010年07月21日 17:19



うちのパパの子育ての大事な仕事は、こどものお風呂です。忙しいので、週に1回しか入れませんが、こどもにもパパにとっても大切な楽しい時間なようです。
そのお風呂の時に、パパが発見してくれたのですが、こどもの足の付け根がほんのちょっぴり、大豆くらい盛り上がっていて、パパがすぐに病院に行くというので、(その日は土曜の昼間の水浴びだったので)すぐ、かかりつけの小児科へ行きました。
なんと「ソケイヘルニア」でした。
パパの大手柄です!
小児科からこども病院へ紹介状を書いてもらい、無事に手術もしました。
パパ!感謝!

投稿者 FIGHT! : 2010年08月05日 22:52



しずくさん
コメントありがとうございました!
また、お返事が遅くなりゴメンなさい。

ブログも書いているので、また読んで下さいね♪

投稿者 中村守男|パパ薬剤師 : 2010年08月18日 15:40



コメントしてください




保存しますか?


Copyright© 2005 Fukuoka Prefecture. All Right Reserved.