私がこれまでに出会った多くの子ども達には、ある一つの共通点があります。
それは、「居場所がない」ということです。
「家にいてもたまらなく寂しい」と、家出を繰り返す中学生が親に発した一言は、「ここには自分の居場所がない」でした。この言葉に対する父親の返答は「何を言っているんだ。お前には一番いい部屋を与えている。何不自由ない暮らしをさせているじゃないか」というものでした。
では、子ども達が求めている居場所とは何なのでしょうか。
問題行動を繰り返していた少女が「これ、サポートセンターのことだよ」と言って書いてくれた詩があります。
【ひみつの木】
誰もがみんな自分だけのひみつの木を持っていて、
その木がみんなの力になってくれる。
悲しい時はひみつの木でたくさん泣いて、
うれしい時はひみつの木で笑う。
疲れた時はひみつの木でゆっくり眠る。
そして、沢山×2 生きるために必要なパワーをもらうんだ♪
子ども達は何も特別なものを求めているのではありません。悲しい時は泣いてもいい、うれしい時はみんなが喜んでくれる。そして、生きる力を与えてくれる場所。子どもの居場所とは「自尊感情が生まれる」場所なのです。
そして、本来子どもの居場所は家庭です。
生まれてきてくれた愛しいわが子、地域の宝である大切な子ども達が、非行(不幸)少年とならないために家庭、学校、地域が子どもの居場所であって欲しいと願ってやみません。
投稿者 Kosodate : 2015年06月17日 11:25
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今日、友人が講演会で安永さんのお話しをお聞きして、とても感動して、興奮して、私に話してくれました!!
安永さん著書の本も購入していました。
安永さんとお友達になりたい!!何かあったら相談したい!!もっと話を聞きたい!!と、本当に珍しく冗舌に話してくれました。
私もこのページを読ませていただきますが、安永さんのお話を実際にお聞きすると、感じるものがもっともっとあるんでしょうね。
今日は友人の思いをお伝えしたくて、コメントさせていただきました。
投稿者 よっしー : 2015年09月16日 17:55
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