~子育ては親子共育~第3回 「パパ」「ママ」じぶんのことはじぶんでしたいの!

平成21年1月8日

あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願い致します

 1才頃になりますと大きな「三つ」の変化が出はじめ自立への第1歩を踏み出すようになります。すごいですね。

 一番目に自分で動きまわれるようになります。自分で立って好きな所に歩いていけるようになりますし、また転んで立ちあがり歩くこのチャレンジ精神素晴らしいですね。この頃から親の過保護がはじまることが多いのです。「保護」は親として当然のことなのですが「過保護」は子どもの成長をさまたげます。「転んでも起こさない」が教育の原点と言われます。子どもが転んで泣いたとしても「いたかったね。だいじょうぶ?一人で起きれるよね。起きてみようか」などやさしい言葉をかけ、励まして、一人で立つのを待つことが大切だと思います。でも危ない場所では、すぐ起こしてあげてください。

 二番目に離乳食が始まり、ママが作ってくれた色々な食べ物を自分で口にすることができるようになりますし、もう一つ離乳によって依頼心を取りのぞく大切な意味があると思います。「あーんマンマですよ」とスプーンで食べさせてあげる時から自分でスプーンを持ちたがり、手づかみでいっぱいこぼしながら、頑張って食べます。ここはママはちょっと我慢して「おいしいねいっぱい食べてね」「おごちそうさま」と言ってあげると、こどもは満足です。「またこぼして、だめじゃないの」などと言ってませんか?この頃は、しかるには、まだ早いのです。少しずつ上手になります。

 三番目は「マンマ」「ママ」「パパ」など言葉を覚えるようになります。私の長男は「ママ」より「マンマ」が早かったので「私がママよ」「私がママよ」と何度も言い聞かせたことを思い出しました。言いすぎたと思いますが「ママ」と言ってくれた時はうれしくて「はい、ありがとう」と言わずにおれなくて、ホッぺにキスしたことをきのうの出来事のように覚えています。 岩下泰子

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