オムツを取るのは何歳くらいからがよいのでしょうか? |
親としてはオムツをとるのはいつかと、色々な育児書や周り人の話から考え、迷ってしまいますよね。
これには個人差がありますが、2歳を過ぎた暖かい頃からトイレトレーニングを始めるのがよいでしょう。自分の子どもの排尿・排便パターンをチェックして、親や周りの人が「しっし」とか「うんうん」などの言葉で促すように声かけをしながらお子さのペースでやっていくのがよいでしょう。そのうちおしっこが膀胱にたまった感じが分かるようになりサインを出してくる子もいるので、それを見逃さないようにしましょう。
失敗しても怒らず、うまくいった時は少し大げさに喜んでみたりしながらやっていくといいですよね。
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子どもの事が可愛いと思えません。(3歳息子)いつも怒ってばかりいます。どうすればいいでしょうか。 |
お母さんは毎日の育児に疲れていらっしゃるのでしょうね。疲れていると、つい怒りっぽくなってしまいますよね。夜はよく眠れていますか?休養はとれていますか?精神的な余裕はありますか?もしそのようなことがうまくいっていないようであれば、周りへの支援を求めてもよいのですよ。例えば身近な家族や近くの先輩ママに相談したり、地域の子育て支援センター等を訪ねられるのもよいでしょう。また疲れがひどければ、病院等の専門機関にご相談される事もおすすめします。
少しゆとりが出てくると子どもの良い所が見えてくるかもしれません。子どもの良い所を探して少し大げさに褒めてみるのもよいでしょう。徐々に子どもが変わってくるでしょうし、それにつれて子どもに対する思いも変わってくるのではないかと思われます。
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卒乳の時期について教えてください。1歳7ヶ月になる男の子を持つ母親です。離乳食も順調に進んでいるのですが、母乳の回数が一向に減りません。夜寝る前や、夜中の授乳を続けています。どのように卒乳させればいいのでしょうか? |
1歳7ヶ月といえば、つかまり立ちや、よちよち歩きなど新しい挑戦を始めておられる時期かなと思います。また、離乳食も順調に進んでいらっしゃるご様子でうれしいですね。
さて、母乳のことですけれど、お子さんの吸い方、飲みっぷりはどうなのでしょうか。「早くおっぱいをやめさせたい。」という思いや、あせりをすぐに子どもは察知してしまい、ますます大事なおっぱいを離さないでおこうということにもなりかねません。逆に「おっぱいどうぞどうぞ」と開き直りの気持ちを持った方が、子どもに安心感を与えるのではないかと思います。その一方で、今お子さんがしようとしている事、遊びを思いっきりできるような環境を作ってあげてください。身体を使って満足して空腹になり、離乳食をというリズムを徐々に作って、子どもを満足させながら進めていけば、 母乳が主役ではなくなってくるかもしれません。
夜もしっかりと食事と水分を取れば、無理なく熟睡に入っていけると思います。安心のためのおっぱい探しも次第になくなって、お母さんの方が寂しくなるかもしれませんよ。
また、おっぱいのことですが、おっぱいは子どもの心と身体の成長のための栄養の素です。そして、免疫もたっぷり含まれています。十分に飲んで飲んで、やがて必要としなくなる時、子ども自身が自分に一番いい時期を選んで「卒乳」ということになります。やめさせなければ・・・とあの手この手を使った「断乳」の形は今見直されています。どうぞあせらずにお子さんをじっくり見守ってみてはいかがでしょうか?
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4歳娘です。周囲に早くから習い事をさせている人も多く、少々あせっています。 |
お母さんは、どんな習い事をさせたらよいと考えていらっしゃるのでしょうか。親としては自分の子どもも、何か習い事をさせた方がよいのではないかと心配になられたのですね。
この時期は記憶力などの能力も優れているので、何でもすぐに覚えます。
運動など体が覚えることは、早期に始めればそれなりにプラスになる事もあるでしょう。周りに左右されず、本当に今の時期に習わせる方がよいのか家族でしっかりと話し合われてはいかがでしょうか。本人がはっきり自分の意思で「これをやってみたい。」と言えるようになってから始めても遅くはないのではないでしょうか。
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絵本の読み聞かせをしているのですが、なかなか関心を示さないのですが。 |
確かに言葉の習得や情緒の安定に「絵本の読み聞かせ」が効果的ということがよく言われますので、本に関心を示さないと、発育が遅れているのではないかと心配してしまう事でしょう。
本に示す興味もある程度の段階があります。1~2歳は、話の内容というより、ページをめくったり、本を運んだりして本を身近なおもちゃとして感じる事の方が多いようです。
読み聞かせをしていても、ページをめくることに夢中になり、次から次に本を入れ替えたりしませんか?そのような段階も大切な段階なのです。次に2歳位では内容には関係なく、絵を指さして知っているものの名前を言って喜ぶようになります。また、読んでもらう時に抱いてもらう事がうれしくて、本を読んでもらいたがる子もいます。本の話や、お絵描きをするようになるのは3歳くらいになってからです。簡単なストーリーもわかるようになります。これは、頭の中で物語りを考えたり、物と物との関係が分かるようになったりするからです。このように、本の読み聞かせを好むようになるにも段階がありますので、ストーリーに関心を持たせることだけに重点を置かないで、まずは、本を身近な遊びの対象として側に置くことから始めるとよいのではないでしょうか。
また、TV・ゲームなどのように、音や映像に気を散らしてしまう事もありますので、環境を整えることも大切です。
もし、4~5歳になっても、全く関心を示さないようでしたら、言葉からの情報の取り入れ方や想像力などに、少し独特の特性を持っているのかもしれません。
地域の保健師や小児科、あるいは「聞こえと言葉の教室」(各市町村に1ヵ所あります)などに相談してみるのもよいのではないでしょうか。
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3歳息子の「これ何?」「どうして?」の質問攻めに疲れています。 |
3歳くらいの子どもの次から次への質問攻めには、確かに応える側はエネルギーを要 しますね。お母さんは、子どもさんにずっと寄り添って、きちんと答えようとしていら っしゃるのでしょう。
お子さんはきっと、ぐんぐん成長しているのですね。通常の脳の成長をしている子どもは、2~3歳の頃さかんに「これ何?」「どうして?」というふうに質問します。そ して、急速に語いを習得して、脳の中のことばの辞書を増やしていくのです。もし、この姿がなかったら、ことばや脳の成長を心配する事になりますので、親としては、質問 攻めにされるのをむしろ喜び、楽しむという気持ちが大切でしょうね。
それにしても、質問攻めにされることには疲れてしまうものですよね。子どもが聞いてきた事を子どもの顔を見て「何でだろうね」と返してあげるだけでもいいのではないでしょうか。子どもは子どもなりの答えを探す意欲を持つかもしれませんね。
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仕事を持っているので、子どもとの関わりが少ないことが気になります。 |
仕事を持っていると、どうしても子どもと関わる時間が少なくなってしまいますよね。子どもとの関わりが少ないことを気になさっていますが、気がかりな事は具体的にどんな事でしょうか。「愛情不足にならないか」「子どもに寂しい思いをさせないか」などでしょうか。
自分の幼い時の事を思い出してください。親と過ごしたどんな事を思い出されますか。長い時間一緒に過ごしたということより、親子であたたかくふれ合えたことをフラッシ ュを当てるように思い出されませんか。愛情を深く感じるのは、過ごす時間の長さではなく、一緒に過ごす時の心のふれ合いの深さではないでしょうか。
短い時間でも、その間は精一杯子どもの声に耳を傾け、一緒に笑ったり、話したり、 遊んだり、家事をしたりすることで愛情をふりそそいでみられてはいかがでしょう。
子どもさんは仕事をしっかりこなしているあなたをきっと理解し、誇りに思い、一番の 応援者になってくれると思います。
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2歳の男の子ですが、まだ言葉が出ません。関わり方の問題でしょうか。 |
他の子どもさんが話されているのを見てご心配なさっているのですね。
言葉がでないのは、「関わり方の問題」ではないかと、親の責任を感じておられるようですね。生まれて今まで、何の言葉かけもなく黙って育てられた訳ではないですよね。
また、環境も言葉のない世界ではなかったはずです。言葉を習得するためには、生まれて8~10ヶ月くらいまでに周りの人の言葉を聞くことから始まります。その間、「喃 語(なんご)」といって、「アー」「ウー」のような人との簡単な発声のやりとりをします。そうやって言葉を自分の脳にため込んでいくのです。それを言葉として発声するためには、また複雑な脳の仕組みがあるのです。ですから、もう少し子どもさん自身の様子を観察してみて下さい。
ー下記の事に注意してみてください。ー
(1)耳の方はよく聞こえているか?言葉かけに反応し、指示がわかるか?
(2)アイコンタクトはとれるか?話しかけている人の方を見ることができるか?
(3)もし、上記の(1)(2)に気になることがあるようでしたら、小児科、あるいは保健所などで、「聞こえと言葉」の問題としてご相談されることをお勧めします。対応は早い方が、後々の子どもさんの生活における支障を軽くすると思います。まだ幼少ですので、現段階で全てが分かる訳ではありませんので、保護者の相談役として連携をとられたらいかがでしょうか?
(4)上記(1)(2)ができているのなら、余り心配はいらないと思います。今、子どもさんの脳の中にたくさんの言葉の辞典を作って、言葉を蓄えている最中とも考えられます。3歳くらいで急に話し出す子も多くいます。今までどおり、本を読み聞かせたり、正しい言葉でたくさんのことを話かけたりして下さい。
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近くで遊んでいる子のおもちゃを勝手に取ったり、急に友達をたたいたりします。こんなときどうしたらよいのでしょうか。 |
そういう場面に出くわした時、親としてはドキッとしますよね。
こんな時、大人がどちらが善いとか悪いとか、中途半端な口出しをして結論を急がないようにしましょう。
子どものけんかは自己主張の争いです。他の子どもとの関わりを持とうとすることからけんかが始まります。見方を変えれば、好ましい成長の姿でもあります。けんかの経験から、自分の思い通りにならない事もある事や、人が嫌がることはしない方がよいことを学んでいきます。自己主張の仕方や、相手を認めてゆずることも、だんだん分かってきます。
しかし、先のとがったものを振り回したり、段差のあるところで突き落とそうとする などの危険な場面では、きっぱり叱りましょう。
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買い物に連れて行くのですが、欲しいものが手に入らないとひっくり返って泣きわめいて困っています。 |
そういう場面では周囲の視線も気になり、大声できびしく叱ったり、たたいて引きずり子どもを抱えて走り出したくなりますよね。お母さんは、どう対応されているのでしょうか?自分の要求を示すのは、発達過程の一つとしてとらえて、余裕を持って接しましょう。
親の意志をきちんと示し、その場を立ち去るなどの工夫をするのも一つです。また、 次に買い物に行くときは、事前に約束事を決めておくなどの方法も必要ですね。
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