ふくおか子育てパーク

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夫の顔、パパの顔

2006年08月29日

kabuto.jpg
*いろんな公園に連れて行ってくれるパパ。長女とパチリ。

長男はいつでもこう言います。
「おとーさんとけっこんしたい(はぁと)」
してもらおうじゃないのよ!!・・太宰府のちょこっとです、こんにちは(イジケ)


えー。

突然ですが、私と夫は社内結婚です。
社内とはいえ、東京と福岡。職場が違うのに
どうして結婚することなったのか、と色んな方に聞かれますが


そんなこと、こっちが聞きたいくらいです・・


若かった頃の記憶がどんどん遠のいていく私。
いや、これがウワサの「現実逃避」か!?
ヒー!


会社の様子がわかっているという点はラッキーだったと思っていましたが
いざ結婚してみると、朝早く出かけて夜遅くまで働いてるし
出張が多かったりして、「ぜんぜん家にいないじゃないか!!」と
憤慨する私でした。
遠いところに嫁いで、行くところもなく寂しかった故の文句。
あの頃の私にとっては、真剣な問題だったんですけども
今考えると、とても恥ずかしく思います。
文句ばっかりの私に、夫は夫で
「真面目に働いてるのに、なんでこんなにうるさいんだ」と
思っていたことでしょう・・数々の夫婦喧嘩がそれを証明してくれます。

子どもが生まれると、それはそれは子煩悩なパパっぷりを発揮。
夫婦になってからもうすぐ10年。その時間の中では色々とありましたが
子どもとかかわろうとする姿は素直に感謝できます。
お風呂、おむつ替え、寝かしつけドライブ、外遊び・・
嫌な顔をせずにこなしてもらってきました。
今でも、たまにパパと子どもたちだけでおにぎりを持って
公園に行ってくれたりするので助かっています。


・・人間は長所ばかりではない・・。
困る点も沢山ありました。
寝かせようとしている時に、買ってきた絵本や
借りてきたビデオを出して子どもを興奮させたり
私が子どもに注意している時に逆のことを言って混乱させたり。
仕事をしているから普段の様子がわからなくて
ついそうなってしまうということばかりだとは思いますが
「今それをしないでよ〜〜」と言いたくなることって
他のお母さんにもよくあるのではないでしょうか。

・・そういう時に、その場でストレートに文句を言ってしまう私も
かなりの困ったさんです。
お互いサマですね。

私は子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまうことが多々あり
大いに反省しなくてはなりません。
だいたいは、私がふっかけています(恥)
途中でハッとするのですが、時間は巻き戻せないんですよね〜。

でもねー、やっぱりしちゃうんですよね、喧嘩。
今後の課題です。どうにかしなくては。
ここまで考えているならどうにかなりそうなんだけど。
うまくいきませんねえ。

喧嘩する度に「こんな嫁もらってパパも損しただろうねえ・・」と
思うのですが、子どもって、私たち夫婦と似た顔してるんですよね。
じーちゃんやばーちゃん、おじさんやおばさんの顔にも似てる。
それを考えると、この嫁でガマンしてもらうしかないですねえ。


・・「この嫁でガマンしてもらう」とか書いておきながら
実際はこの逆の考え方もしてたりするんですけど(毒)

大人だって、「親」としては未熟なものです。
夫婦が、「相手」と「自分」を許したり認めたりできれば
多少の失敗や短所も目立たなくていいのでしょうが
なにせ乳幼児期というのは(特に1人目は)
手探りの子育てを背景に、余裕なんて言葉を忘れてしまって
目の前のことをこなすだけでヘトヘトだったりしますよね。
時と場所と内容によっては、どんどん意見をぶつけあって
よいのではないでしょうか。


夫婦ですから。


だって、ヘトヘトな時期にガマンし合ってばかりいて
何かいいことありますか?

最後に「仲直りする」ことを前提として喧嘩できる程要領は良くないけど
「コノー!!今度こそ最後通告だ!!!(鼻息・荒)」
と思いながらも心のどこかで来週末の予定を考えたりして。
みなさんもこういうことの繰り返しでは?・・私だけでしょうか・・。

子どもがいるから、私たち夫婦もなんとかがんばっていられると思います。
喧嘩しても、トラブルがあっても、どうにかして一歩を踏み出していけるのは
2人の子どもたちのおかげです。


子どもの相手をしてやっているつもりでも、
本当に遊んでもらっているのは親のほうだったりしませんか?。

長男のために、と夫がつかまえてくるカブトムシやクワガタ。
本当は夫自身の趣味の世界のためだったりするんです。
まあ、それが虫だったとしても、自分の趣味を子どもと楽しめるなんて、
羨ましい限りです。
楽しいし、広がるし、言い訳にもなる。
子どもたちに感謝しなくてはいけませんね、うちのパパは。


持ちつ持たれつ、不思議な縁で家族になった私たち。
せっかくの縁を大切に、みんなで成長していかれたら・・と思っています。


・・でもねー。
コラムで書くとキレイな話にできそうでも、
実際の生活の中ではこんな風な会話はいたしませんのよ・・

「何時まで寝ると?布団が片付かないんだけど!」
「寝かせてる時に帰って来られると困るのよね!」
「ちょっと、子どもを甘やかしすぎじゃない!?」
「虫ばっかりつかまえてきて・・子ども部屋が虫部屋になってるじゃん!!」
(その他にも、ここでご紹介できない内容のものが沢山ございます)

これが現実です、嗚呼、ごめんなさい(涙)

(太宰府ファミリーネット・はらっぱ ちょこっと)

投稿者 Kosodate : 2006年08月29日 09:07

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