ふくおか子育てパーク

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最後の一吠え。置き土産は、残暑。

2006年08月31日

kawa.jpg
*週末、夫の会社の方々と訪れた大分・上津江フィッシングパーク。
 水がキレイで冷たくてきもちよかったよー!まいなすいおんー!!


さーて、夏休みも終わりだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
かんぱーい!!

子どものオトモダチによく言われます
「ねえねえ、つぎのあかちゃん、いつうまれると?」
・・このお腹は違うんだよ・・太宰府のちょこっとです。こんにちは(恥)


私はイケナイ母です。

子どもが一生懸命に何かを力説してくれるけれど
2割も理解できず、というか耳に入ってこないというか
聞く気持ちが無いというか・・

何か質問されても、キレのいい返事ができません。
(キレのよさが問われているのか!?)


今日、買い物帰りに長男から質問をされました。

「おかーさん、葉っぱれ(で)何が好き?」
「・・・・・・」
「葉っぱれよ、葉っぱれ!」
「・・み・・みどりの葉っぱ、かな・・」
「あー、そうねー。あんねー、あの木がカメら(だ)ったらどうするー?」

ついていかれないんですよおおおおお!!!!!

「葉っぱれ」なんて言われると、質問に答えようとする前に
おもしろくって笑っちゃうんです。
「ばんがれ」「えべれーたー」「とうころころもし」「ぜっとこーすたー」
「どけっど(ロケット)」「どぼっど(ロボット)」「ころもべや(子ども部屋)」
一日に何回ズッコケさせてくれるか・・親孝行な子だわ・・

説明口調の長女も

「今日のわたしのスイミングはね、レクリエーションでね、リレーをしたと。
リレーっていってもね、わたしがいってたようちえんのときの、こうやって曲がって
ひとりずつまるのはんぶんをはしるんじゃなくて、わたしのスイミングのおよぐ
ところってまっすぐでしょ?まっすぐのところをひとりでじゅんばんにおよいで、
25mのところでかべにてがついたらたっちでつぎのひとがまっすぐおよいで、
そうやってきょうそうすると。それがすごいとよー、○▲※◇★・・」


あああああああああああああ!!!!


長い、長いよ!!


しかも、わかるけどわかんないよ!!


このくらいはまだ序の口。最初から最後まで、まったく理解できないことも
あります。今まではずっと一緒にいる生活だったので、
出てくる話題も見当がつくことばかり。
でも、だんだんと手を離れ、学校や園での
「私の知らない我が子の姿」
があり、子どもたちが少しずつ自分で歩き始めているんだなあ・・と
感じる瞬間が増えてきました。

長女は「今日はこんなことをしたよ」という報告をしてくれる事が多く
たいていのことは把握しているつもりでしたが
長男は少なめ。園からのお便りや電話をいただいた時に「ええっ!?」
となることが多いです。
電話が来るということは、何かやらかした、ということです。
うーん、下の方が手がかかるなあ・・

「我が子の事なら何でも知っておきたい」という気持ちがありましたが
何でも根ほり葉ほり、となると、そこで
「どうしてこういう風にしなかったのか」「ああすればよかったのに」と
余計なことを言ってしまうような気がしてきました。
だから、今はあまりこだわらないようにしています。

悪いことや危険なことに関わる話ならこだわっていいと思いますが。

なんでも把握してしまうと、レールを敷きたくなるかもしれない。
親が全てのレールを敷いてしまうと、子どもは自分で道を作れなくなるかもしれない。

そして、子どもからのサインを見逃さないようにしたい・・でも、
自分に余裕が無かったら、人の話を聞く余裕も無かったりします。
そんな時に子どもからの発信を見逃してしまうことは珍しくないはず・・

子どもが小さいうちは、いくらわがままを言われたとしても
内容は単純です。そのうち、子どもの心の中には
言葉だけでは表現できないような気持ちが発生して
どうやって解決すればいいか、どんな風に声をかけていいのか、
複雑で難しくなっていくと思います。

子どもは親の思うようには育ちませんが、コミュニケーション次第で
わかり合えることも多いはず。
希望・信念を持って子どもと向き合える親になれたらいいなあ〜〜。


・・もう少し子どもの話を聞かなくては〜〜〜〜!!
小さい子とはいえ、適当にあしらえないですよ。
わかっていないようで、結構しっかりちゃっかりわかっちゃっているんです、
子どもたちは。


今、「怒られた」ことなどをきっかけに、身近な人の命を奪ってしまう事件が
多く取り上げられています。
大人が子どもを・・という事件もあります。

大人も子どもも、生身のコミュニケーションをとりましょう!!

命を教えるには欠かせないことです。
イチバン大切なことです。
何か言われたら、カチンとするのはあたりまえのこと。
私も結構な「怒りんぼう」ですから、すぐに「コノー!」となります。
でも、だからといってすぐに「仕返し」「仇討ち」に結び付けないで・・!!
奪われた命は戻りません。
決して、それまでのことが「無かった事」にはなりません。
ゲームの質が良くなっていますよね。
ゲームだけが悪いとは思いませんが
内容、与え方には気を付けて欲しいし、ゲームをした時間と同じだけ
生身の人間とのコミュニケーションはとるべきだと思います。

  子どもの遊び場を増やしてください


  親が安心して子育てできる環境をください


  みんなで子どもを、親を見守ってください


  どの世代・立場の人も、赤ちゃん・子どもとコミュニケーションをしてください


  お互いに認め、許し合える社会を希望します

偉そうに、かもしれませんが
自分で子育てをしてみて、「はらっぱ」と出会い活動をしてきて
色々と感じたこと、気づいたこと、見えてきたことがあります。

 子どもは欲しいけど、仕事がしにくくなる。
 子育てに参加したいけど、小さい子どもと接したことがない。
 地域の人との接触がない。
 ひとりで子育てしているような気持ちになる。

このような人が沢山いるんです。
悩んでいる人が少しでも前に足を踏み出せるように
どの世代のどの立場の人も「たかが子ども」と思わずに
理解して一緒に考えて欲しい。

これだけが全てではありませんが、みんなで歩み寄ることができれば・・

子育て中のお母さんは、幸せで暖かい時間を所有しながらも
孤独や不便さの壁にぶち当たり続けています。

何かあると、「親の育て方が・・」と言われがちですが
親の性格・子育てだけを問題にするのではなく
それをとりまく社会のことも一緒に考えて欲しいと思います。

子どもが泣き叫んでどうにもならなくなった時
周囲の人々に白い目で見られた事があります。
私がもっと穏やかに子育てをしていればよかったのでしょうが
子どもにも性格があります。理由があります。
私は神経が図太いので「あーあ」で済みますが
何気ない態度、言葉ひとつで
外に出られなくなるお母さんもいます。
それを知っておいて欲しいです。

そして、お母さんたちにも。
白い目で見る人だけではないことを知って欲しいです。
どこかに必ず、「がんばってるね」と励ましてくれる人もいるんですよ。

子どもってかわいいし、たくさんの魔法をかけてくれます。
周りの人たちに、たくさんの幸せを与えてくれます。
楽しく子育てしましょうね!


毎回だららんとした、偏った意見の多いコラムになったかもしれませんが
改めて自分や家族、周りの方々のことを考える機会をいただけて楽しかったです。
コラム執筆のお話を運んできてくださった、年は違うけど同じ干支の管理人Kさん、
コメントを書いてくださったみなさん、がんばれ〜、と応援してくれた
はらっぱのメンバーたち、本人は気づいてないけどネタを提供してくれた
夫・長女・長男、コラムを根気よく読んでくださったみなさんに感謝いたします。
ありがとうございました〜〜〜〜〜ヾ(@^▽^@)ノ

えー。
9月のコラム担当の方、がんばってくださいませ♪♪えいえいおー!
次はどんな方が登場するでしょうか。
・・震えて待て!!

☆追伸☆
これではまだおなかがいっぱいにならないという方は
ちょこっとぶろぐ http://ameblo.jp/ps-chocotto/ でお待ちしておりますです。ええ。

(太宰府ファミリーネット・はらっぱ ちょこっと)

投稿者 Kosodate : 2006年08月31日 10:10

コメント

コラム、楽しかったです。
いっぱい、いっぱい子供とふれあいながら、
育ち、育てたいですね。
どうにかなるさ〜 
、で。(この計画性の無さが夫に理解できないみたい…)

投稿者 はる : 2006年09月01日 12:35



私が日々感じていることを
言ってくれてありがとう!
私これ書いてたっけ?って思うほど
似てました。

投稿者 ふゆ : 2006年09月02日 19:22



上津江のような自然がたくさんあって、子どもが心から楽しんで遊べる世の中にしたい。そう思います。便利はいいですが、あまり「こんなものがあったら」「こんなものができたら」と欲張らずに生きていきたいです。今を大切に、自然を大切に・・・そう思います。ところで、ちょこっとブログ見ました。おいしそうな画像があって、おなかすいてしまいました。夕飯時なもので・・・。

投稿者 のんびりや : 2006年09月04日 19:30



>はるさん
そうですね、子どもといっぱいふれあう、それに尽きると思います。親も子も、お互いにその姿を見ていくことで育つことができる・・
子ども時代の「かわいらしさ」はその時期限定のものなので、見逃さないようにしなければ!!
どうにかなるさ、とてもいい言葉です。この言葉を最初に使った人に拍手!あんたが大将っっ!!

投稿者 ちょこっと : 2006年09月04日 22:17



>ふゆさん
なぬっΣ(`□´/)/
に、似ているとはっっ!!
もしかすると、ふゆさんも妄想癖があるんですか!?
バスや電車に乗るとき、座る場所があるか考えすぎて冷や汗が出たり
「・・お茶漬けでいっか〜」が口癖だったりするとか・・
なんちゃって。
いや〜、同じようなことを考えている人がいるっていうのは、とても心強いです。
もしかしたら、もっといるかもしれませんね。
同じ考えの人がいることは、子育てしやすい環境が広がる可能性につながるかも。

・・はるさん、ふゆさんからのコメントの後は、なつさんやあきさんからのコメントもお待ちしております(謎)

投稿者 ちょこっと : 2006年09月04日 22:22



>のんびりやさん
子どもが心から楽しんで遊べる世の中、そんな風になったらいいですよね!!ナイスな表現!!
便利すぎる世の中に寄り掛かってしまっている私たちですが、やはり
自然の素晴らしさ、人やものの素晴らしさは忘れたりなくしたりしてはいけませんよね。
メールは手っ取り早くていいけど、もしかしたら伝書鳩も捨てたもんじゃないかもしれません。
上津江、水がキレイでとてもよいところでしたよ〜!!
ちょこっとぶろぐ、たまに「うまそうな画像」、載せています。またのぞいてみてくださいね♪

投稿者 ちょこっと : 2006年09月04日 22:27



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