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子育て奮闘物語 第2話 病気になった

2007年07月05日

今でこそ3人の子どもたちは、めったに病気をしなくなりました。
骨折で整形外科にかかったのと、学校に提出する証明のために行った小児科、歯科を除けば、ここ5年は病院に行っていません。
子どもたちが、幼稚園の頃はよく病気をしていました。行事前に熱を出したり、嘔吐下痢が流行ると兄弟がみんなでかかって洗濯物の山だったり、インフルエンザも次から次へと移ったりと・・・。
「この年齢のころはみんなそうなのよ。」と先輩ママに言われても、果てしなく続く長く暗いトンネルにいるような気がしたものです。

「何とかして病気にかからない方法はないか、健康に過ごせる方法はないか」という無理難題をいつも考えていました。そして、働いているならまだしも、専業主婦となって24時間子どものそばにいる身では、どんなことがあっても病気にはできないと、変な気負いがありました。
ダイエット遍歴ならぬ、子どもの健康遍歴とでも言うのでしょうか。漢方、小児鍼、自然療法、玄米菜食、整体、ホメオパシーに、フラワーエッセンスなどなど・・・。
どれも本当に役に立ち、たくさんの先輩方に出会い、とてもいい経験をすることができました。

せっかくですので皆さまに、お役に立つような例をお伝えしたいと思います。
きっととっさのときに役に立つと思います。

熱がでたときは、あまり高熱でなければ(37.0〜38.0℃くらい)キャベツの葉っぱを頭に乗せるとか、青菜を枕に敷くと気持ちがよくて、うまく熱を下げてくれます。下の息子は熱が出ると、嫌がらずによくキャベツの帽子をかぶっていました。
高熱のとき(38.0℃以上)は、豆腐を水切りして同量の小麦粉と少量のしょうがを混ぜて湿布にします。面倒くさがりの私は、水切りしただけの豆腐をキッチンペーパーにはさんで乗せていましたが、冷えピタなんかよりもずっと効果的に熱を下げます。
こんな安全で手軽なものはありません。うちの冷蔵庫には、いつもキャベツの一番外側の葉は保存していましたし、お豆腐も多少傷んでいても使えるので常備していました。

熱の出始めなどで、もっと熱を上げて効果的に病気を進めたいときは、ゆでた熱いこんにゃくや熱いおしぼりで、後頭部(熱の中枢があるそうです)を温めます。そんな時、子どもは決まって「あたたかいお茶がほしい」とか「足湯をしてほしい」ともいいます。とにかく温めたいのです。熱を上げることで一気に病原菌と戦うのです。

子どものすごいところは、今の自分に何があっているかを、本当によく知っているということです。大人や母親は、自分の考えでものごとを進めますが、案外子どもの言っていることのほうが的をついていることがあるものです。

嘔吐下痢症には、梅肉エキスです。それも10分おきとかに耳かき一杯分くらいをなめていると、長引かずにとても早期に治ります。梅肉エキスは、日ごろからなめているとインフルエンザの菌さえもよせつけません。

中耳炎には,ユキノシタの葉っぱです。さっとあぶって綿毛を焼いて雑菌を消毒し、丸めて耳に入れます。夜中にぐずり始めて困った経験から、ユキノシタをベランダやプランターに植えているお母さんもいます。

インフルエンザには、板藍茶と、天津感冒片がよく効きます。子どもがかかっていても、飲んでいる家族はかからずにすみますし、軽くすみます。常備しておくと絶対に助かります。タミフルが問題視される中、少しでも安全で対処できる方法は知っているだけでも・・・。

子どもの病気を考える中で、いろんなことを模索し、経験するうちに、自分なりの解決方法が見つけてきました。決して病院が嫌いということではなく、病院やお医者様の果たす役割も大きいと思いますが、いかに子どもの健康にも母親が責任をもてるかということだと思っています。
(waiwaimama)

投稿者 Kosodate : 2007年07月05日 03:46

コメント

今回のコラムを読んで、「こんなことが家庭でできるんだ」と思いました。とても勉強になりました。ぜひ、ためしたいと思います。とても役に立つ情報ありがとうございます。

投稿者 のんちゃん : 2007年07月05日 10:06



のんちゃんコメントありがとうございます。

とっさのときに何かを知っていると
安心ですよね。
みんな安全でおうちにあるものばかり
昔の人はすごいです・・・。

自然療法の本なども探してみると面白いと思います。
びわなんかもすごいパワーですよ。

投稿者 waiwaimama : 2007年07月05日 17:18



凄い!としか言えません…我が家はひい婆&婆ちゃん私達夫婦と9,7,4,2歳の4人娘と暮らしてます(^^)婆ちゃんズは要介護4と5で共に障害者認定を持ってます。年金だけでは介護保険使っても足りないので私が足りない分を働いてます。下2人は保育園上2人は小学校に通ってますが誰かが風邪ひくだけでも高齢者にうつったら大変な事になるため神経質になってしまいます自然治癒を信じて試してみたいですね(^^)v職場に毎日?рアないかハラハラしながら働いて仕事が終わると同時にホッとできる…呼び出しがある時出勤時に具合悪い事がわかると会社に理由言うのが辛くとてもストレス溜まります…会社から慈善事業じゃないからいつでも辞めてもらっても良いと言われた時は自分の事で言われるなら我慢できますが子供高齢者の事でいわれるとさすがにへこみました何故?こんなに一生懸命自分なりに工夫してやってきてるのに上司同僚部下はわかってくれないの?子供はどうして熱ばかり出すの?夫に手伝って欲しいと言っても協力しない…おまけに単身赴任や長期出張が多くまともな会話もできない…愚痴言いたくても言える人いない…どうしたらいいのかと考えてます(;_;)コラム読みながらうなずいてます先輩の大変さが今の私と同じとわかったのでがんばろうと思えるようになりました

投稿者 おばちゃん : 2007年07月09日 00:08



なかなかいろいろ知ってありますね。親として心強いですね。昔から言い伝えられている用法はなかなかいいものがありますね。子どもが熱を出したときなんか祖父が梅干しの果肉をこめかみに張っていましたよ。
野山で切り傷なんかの場合はヨモギの葉をもんで傷を洗ってくれていましたよ。昔の知恵は馬鹿にはなりませんね。若いお母さん達はよく知らないのでこんなコメントがあったら助かると思いました。次回を楽しみにしていますよ。

投稿者 みっちゃん : 2007年07月09日 13:47



みっちゃんへ>

ありがとうございます。
そう言って頂けるとうれしいです。

私はいいとこ取りタイプなので
何でもやりますよ。

本当に昔の人には学ぶことが多いですね。

梅干も不思議ですよね・・・。

また読んで下さい。

投稿者 waiwaimama : 2007年07月09日 21:52



おばちゃんへ

コメントありがとうございます
お返事が遅くなりました

大家族で暮らしているんですね
私は大家族で暮らしていることは
すご〜く大きな財産だと思います

いつも私にないのはその体験と思って
同居している友人を
うらやましてく思っていました
ご苦労が多いの
その見返りも将来大きいからだと思います

呼び出されるときのつらさは・・・・
でも乗り切りましょう
子どもたちは大きくなりますから

ただ、高齢者は・・・
インフルエンザの予防など
板藍茶は効きます
打てる手や家庭で手軽にできること
予防の方法など知っていると
いざというとき楽だと思います

少しでも励みになればうれしいです
がんばってください。

投稿者 waiwaimama : 2007年07月11日 06:35



ほほ〜っと感心しながら読んでました。
おばあちゃんの知恵袋的なお役立ち情報が盛り沢山ですね!
今は殆どの家庭が核家族でしょうから、こういう知識は貴重です。
すぐに実践できるものばかりですしね。
今後もコラム楽しみにしています!!

投稿者 ちび太 : 2007年07月12日 09:08



実践的で大変参考になりました!! これを大学の基礎看護技術の授業で使わせてもらってもいいですか?もちろんwaiwaimamaさんの紹介も♪

投稿者 yoshi : 2007年07月12日 23:26



yoshiさん>
ありがとうございます
お役にたちますか?

うれしいです。

看護の中でも何か
お役に立てれば・・・。

投稿者 waiwaimama : 2007年07月13日 13:13



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