ふくおか子育てパーク

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第3話「沢山のありがとうの気持ち」

2008年04月15日

senaka.jpgどうも、息子たちの入園、入学グッズ、教材の「お名前記入」と多量のお知らせプリントに悲鳴をあげているドタバタかあちゃんです。

三男が生まれる前に、私の生活が変わるきっかけがいくつもありました。

まず一つ目…次男が一歳の頃に「生協の委員」になりました。
好奇心と託児に惹かれて…
三年くらい関わりましたが、食事や環境の事も勉強出来たし、何より人前で話をする機会が多くて後々役に立ちました。

二つ目…一緒に委員をしていた人から「今度市内のサークルやボランティア団体の代表が集まって子育てについて語るらしい、来ない?」と言われフラフラと参加したのがいまの団体の立ち上げの会議でした。

その会議が終わって帰ろうかとする頃に「我が家で夜勉強会をしてるんだけど、次回の日程はこの日なのよ来ない?」と言われ、またフラフラ引き寄せられるように参加…(笑)
いろんな人と繋がりが出来ました。

三つ目…結婚前に福祉の仕事をしていて、いずれは復職したいという思いから、「保育士」の資格が取りたいなーと考えました。

すぐには決断出来ず悩んでいたら、夜の勉強会で「保育士は学校に通ってとるならいいけど、年々難しくなってるよ。独学では厳しいよ」と保育専門の方に言われ…。
息子二人抱えた専業主婦の私に学校に通う時間やお金はなくて、半ば諦めかけていました。
勉強会後に仲間に話をしてたら、Nさんが「試験受けなよ!やろうと思った時がやり時!頑張って!」と励ましてくれて…。

単純な私は「よぉぉぉし!」と決意して、通信教育に申し込み、市販の本を買って勉強しました。
朝早く起きて勉強、時々夫や親に息子を預けて勉強。(あの頃は若かった…)何度も挫折(サボり?)をしながら…試験を受けました。
一年目、試験のお昼休み中にお弁当を食べてたら、急に気分が悪くなり「緊張してるのかなー」と思ってたら…三男を宿していて「つわり」だったことが判明。

三人目が欲しいとは思っていたけど…予想外の忙しさ…。
ハードな毎日の中、おにいちゃんと夫の立ち会いの元でいざ出産!!

長男は陣痛に苦しむ私に「まだ生まれないの?まだ?」と数分おきにきて確認。
私から「お母さんはニワトリさんではありませんから、そんなにすぐに生まれません」と言われ…(それでも来る)

次男は夫に抱かれて半分寝てるし…(寝たふり)

私自身も、目の前にある時計を見て「やはり規則的に痛みがくるんだ!すごい」と痛みでちょっと現実逃避気味…
感動の立ち会い出産シーンではなかったですね…

そんな状況で無事に三男を出産しました。

長男は五歳下の弟にメロメロ「可愛い〜可愛い〜抱っこする♪」の連発…

穏やかでないのはは次男…
絶対に赤ちゃんを視界に入れない!
おばあちゃんから「ほら赤ちゃんよ〜」と言われても、私にしがみつき無視。
「そんな人はいません!うちで1番小さくて可愛いのは僕ですっ!!」というオーラ(気迫?)を漂わせてました。

そこで夫と話して「彼が受け入れるまで待つ」ことにしました。

「お見舞いに来たら、赤ちゃんは泣いても何してもお母さん以外が抱く。次男はお母さんがしっかり抱いて遊ぶ…」という取り決めをしました。

三日目に次男が急に「赤ちゃん…」とポツリと言い出し、思わず「お兄ちゃんになったね」と言いそうになったけど皆でガマンガマン…

四日目に私から離れて、自分から近づいて…
「抱っこ…したい…」

弟の名前を呼んで初めて受け入れて「お兄ちゃん」のスタートをきりました。(入院中は無理だろうと思っていたから、予想外に早くて皆でびっくり)

その三男が六ヶ月くらいの頃、ボランティア団体の代表交代の話になり…
考えもしなかった私に代表の話が……(ひぇぇぇ〜汗)

「寝耳に水」とはこのことですね…びっくりでした。
私のこどもが小さい事もあり、メンバーで何度も何度も話し合いました。

最終的に、微力ですが代表を三年間つとめさせていただくことになりました。

最初の頃は「私に務まるだろうか?もっと適任者がいるはずだけど?これからどうしたらいいのか?家庭は?こどもは?」と不安と責任感で押し潰されそうになり、眠れない日が続きました。
そんな時に、今や私とのお笑いコンビ(お笑いはしてないんですよ〜ただ私たちの会話がちょいと変わってるらしいですが…)と言われているTちゃんが「一緒に頑張ろう!一人じゃないよ!」と言ってくれて嬉しくて涙が出そうになった事は、昨日の事のように鮮明に覚えています。
彼女は言葉通り相談にのってくれたり、一緒に色々なところに出かけてくれたり……(ありがとうね〜)

巡り会わせがよかったのか、私を勉強会に誘ってくれたNさんも産休育児休で心強い存在だったし、地域で頑張っていたYさんも、こどもが幼稚園に入り中心的に活動に関わり…

行政の中に理解者がいて沢山アドバイスをいただいたり…
他にも沢山沢山書き切れないくらい「ラッキー」がありました。
そして、代表になって一年目に教科と実技にギリギリ合格して保育士取得(三年がかりで(笑))。
高校や短大の合格発表より嬉しかったです。

試験勉強に協力してくれた家族、会うたびに励ましてくれた友人たち…
勉強は本当に大変だったけど、支えられて助けられてきたなぁと感謝の気持ちでいっぱいで、たくさんの人に「合格しました。ありがとう」の連絡をしました。

試験を受けるか悩んでいた時に「やろうと思った時がやり時!頑張って!」と背中を押してくれたNさんにメール「ありがとう!!貴方のあの一言が始まりでした。感謝します。」
Nさん「えーと…私そんな事言ったかな…とにかくおめでとう!!よかったよかった!」って…すっかり忘れてるし!!!
(やっぱりオチがつくんだよね……)

思い返すと沢山のありがとうの気持ちで温かい気持ちになります。
私もいつかこんな風に沢山の温かい気持ちを送れる人になりたい。
ありがとうの輪を広げていきたい。

息子たちにも伝えたい私の気持ちです♪

次回はこどもの習い事と私のお仕事について…

(ドタバタかあちゃん)

投稿者 Kosodate : 2008年04月15日 17:06

コメント

感動の出産と感動の保育士資格取得をされた後に「沢山のありがとうの気持ち」を持てるドタバタかあちゃんさんは、「いいなあ」と思いました。こうして、「ありがとうの輪」が広がっていくのですね。

投稿者 のんちゃん : 2008年04月26日 14:47



のんちゃん様
どんな状況でも感謝の気持ちだけは持っていようと思います。
コメントしてくれたのんちゃんさんにも「ありがとう〜」です。

投稿者 ドタバタかあちゃん : 2008年04月28日 16:41



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