2 「子どもたちは 泣いて 抱かれて 笑顔をもらう…。人間としての基礎づくり」

令和元年9月26日

 「パパ!ママ!幸せになるね!!」…と親を信じ、生まれてきた子どもたちは、その瞬間から頑張るのです。

 まず泣きます。「どうして泣くの!何が気に入らないの!」…とイライラするママたち。子どもたちは知っているのです。泣いた数だけ幸せになる事を。そして人との信頼関係の土台を作る事を・・・。「ぼく泣いたら、ママ、パパ来てくれた。おばあちゃんおじいちゃん来てくれた。うれしかったよ!安心したよ!」…と。10泣く子は10幸せになる。そのことを知っている。だから泣くのです。ステキですね。

 次に子どもたちは抱かれて2つ目の基礎作りをします。「抱きぐせがつく!」以前はよく言われました。いいえ、抱かれる量が少ない方が心配です。子どもたちは抱かれる量が決まっている。そんな気がします。それが足りなかったら、ありとあらゆる手段をとりながら信頼している親や大人に抱かれようとします。たとえば下の子にお乳を飲ませていると必ず上の子がまとわりつく。ママは、イライラし、「あっち行って!後から抱くから!!」でも余裕のないママたちは寝顔を見て「ごめんね」と。子どもたちは言いたいのです。「ママ!パパ!ぼくね、妹(弟)の〇〇ちゃんがいなかったら、もっと抱いてほしかったよ!我慢したよ。でも今、抱かれないと次にいけないからベタベタ煩わしさを出すね!でも大丈夫だよ。ママがダメだったら、パパやおばあちゃん、先生に足りない分もらうよ!」…と。この時期、抱かれるのは子どもの仕事です。沢山の人に関わってもらいましょう。

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