ふくおか子育てパーク

« 父の生き方 | メイン | 子連れで南米旅行 »

子連れで富士登山

2007年04月18日

burokkori.jpg  4月15日(日)は、私の○○歳の誕生日でした。今年は最高のプレゼントがありました。将来はすし屋さん志望の長男空(10歳)が、初めて夕食を作ってくれたのです。私の友人が手作りしてくれた「簡単レシピ」を見ながら、パパと弟の助っ人のもと、完成したのがこの写真の料理です。
  メニューは、?白ご飯 ?ニンニクの芽と豚肉炒め ?ブロッコリーの和風ディップ添え ?じゃがいものことこと煮明太バターのせ ?みたらし団子 でした。
  どれもとっても美味しかったですよ。小さい頃から、料理のお手伝いは良くしていますが、一食全てを主導で作ったのは、今回が初めてです。
  料理つながりで、南米料理の作り方にしたかったのですが、次回のお楽しみに!!息子の作ったメニューの中で、作り方が必要なのがありましたら、それもご紹介しま〜す。

  では、さっそく富士山の話題に.....。
 「なぜ富士山?」と、お思いでしょう。
 「子ども連れて登れるの?」と疑問な方も、「何の目的で?」とさっぱり理解できない方もいるでしょう。
  だけど「富士山」なんですよ。 
  私にとっては、故郷みたいな存在です。時折り、フラ〜ッと行きたい衝動がこみ上げるのです。

 「山小屋でアルバイトしませんか」のチラシを、たまたま目にしたのを切っ掛けに、大学生の4年間、富士山7合目の山小屋「日の出館」(ホームページありますよ)で、夏休みの間働いていました。真夏を涼しく(冬のように寒い日もあります)過ごせることや、お金の無駄使いする場所がないことや、いろんな国からの登山客とスペイン語や英語のコミュニケーションが楽しめることなどが、魅力でした。ただ、お水がとっても貴重なので、雨の降らない年なんかは、お風呂に入れる回数が極端に少ないことが、ちょっと辛いぐらいかな?!山小屋のおっちゃん中村修さんは、プロのカメラマンですよ。今でも家族のように迎えてくれます。

  と言う理由で、就職してからも何度も頂上まで登っています。
  富士山の頂上と、私の産まれたボリビアのラパスは、同じ標高なんですよ。知ってました?気のせいか、頂上に近づくほど、空気が薄くなるのに、元気になるBETTYです。(笑)
 
  天気が良いと、初心者でも比較的登りやすい山です。5合目までは車で上がれますよ。天気が荒れると、死亡者も毎年でているほど危険な山になります。
  昨年の登山が、今までの中で一番最悪でした。子ども達は留守番で、友人二人を連れて行きましたが、雨と突風と雷の大荒れで、初めて身の危険を感じました。
  あっ!!気がつけば、「子連れで富士山」にたどり着かないで長文になってます。富士山のこと知りたい方は、個別に教えますね。

  二人目の育児休暇中に、南米旅行を計画していたので、標高になれるかな?との安易な考えと、山小屋のおっちゃん家族に子どもを見せたいとの思いから、「子連れで富士登山」を思い立ったのは、長男5歳、次男5ヶ月の時です。パートナーは仕事で一緒に行けませんでした。
 
  その時に書いた文章がありますので、紹介します。
yahho-.jpg  富士5合目まではレンタカーで行ったので、比較的楽でした。夏とはいえ標高の関係で寒いので冬支度をし、後ろには荷物、前には楽(次男)を抱え、ここからはいよいよ登山です。しかし、徐々に日も暮れ、休んでもすぐ又息が切れてなかなか前に進みません。抱っこ紐が苦しくないか、寒くはないかと心配しのぞくと、登山者にニコニコ愛嬌をふりまいたり、こけそうになりながら不安定な道を渡っている時でもグッスリねていたりと、楽(次男)の方が予想以上に元気でした。空(長男)は一緒だった友人夫婦も2人の小さな子ども連れだったので、誰にも頼れないと思ったのか、一度も「きつい」とか「抱っこ」とは言わず最後まで一人で黙々と歩きました。
osaru.jpg
 


高山病にもならずに無事7合目まで到着できたし、翌朝には日頃めったに見ることが出来ないような素晴らしい御来光(日の出)にも恵まれ、周囲の反対を押し切ってまで富士山にきた甲斐があったと思いました。たったの一泊、しかも頂上までは登りませんでしたが、懐かしい山の生活にふれ、雄大な景色や澄んだ空気、登山者とのふれあいを味わえて大満足です。

  その後も、子どもを連れて富士山に登りましたが、昨年からは辛さを分かりだしたのか、息子どもは「ばあちゃんところで留守番する」と自己主張しています。富士山の魅力を子ども達が感じとってくれる頃に、再び親子で頂上を目指せたら最高でしょうね。
  今回は長文ですみません。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。富士山登山ご一緒しませんか?
 
(BETTY) 

投稿者 Kosodate : 2007年04月18日 13:44

コメント

BETTYさん 富士山登山に毎年行かれているのは、大学時代のつながりもあったのですね〜。いやぁ、子連れで冨士登山なんて、本当にステキだと思います!ただし、想像を絶するような体力と気力が必要なのでしょうねぇ・・・。

投稿者 ことり : 2007年04月20日 21:08



 子どもが食事を作ってくれたこと、とってもうらやましいです。我が家でも、そんな風にできたらいいなあ・・・。富士山登山いいですね。とても、勇気と力をいただきました。

投稿者 あんちゃん : 2007年04月21日 14:17



ことり様
 登っている最中だけは、「何のためにこんなきつい思いしているのだろう」「今年が最後!」と毎回思ってますよ。
 だけど、一年経つと楽しさや懐かしさだけがよみがえるんですよね。お産みたかも!?
         BETTY

投稿者 BETTY : 2007年04月23日 00:22



あんちゃん様
 我家では、朝の目玉焼きや卵焼き作りを、子どもが3歳の頃からさせています。ポイントは気長に待つことと褒めることらしいです。時間のない朝に根気よく担当するのは、パパです。
          BETTY

投稿者 BETTY : 2007年04月23日 00:31



子どもたちが食事を作ってくれるのはすばらしいことです。楽しいし子どもにとっても良いことと思います。富士山はいいですね。私も子ども3人を連れて九重キャンプを6年間続けました。2泊3日のテント生活でいろんなことを子どもたちが経験しました。大人になっても時々キャンプのことを話します。子供たちもきっと富士山のこと、覚えていますよ。子どもたちが少し大きくなって富士山にまたいかれたらきっと違ったものになると思いますよ。子どものいろんな体験は貴重な財産になりますよ。

投稿者 tettyann : 2007年04月25日 09:14



tettyannさん
 キャンプいいですよね。私の密かな夢は、一人用テントで寝泊まりしながら、バイクで旅することなんですよ。
 昨年の夏には、庭にテント張って、子どもの友達が15人ぐらいお泊りしたんですが、朝まで居たのはたったの5人でした。「暑い」「かゆい」「痛い」「寝れない」「きつい」と様々な理由を言って、家に入って来ましたよ。
   BETTY

投稿者 BETTY : 2007年04月26日 03:00



コメントしてください




保存しますか?


Copyright© 2005 Fukuoka Prefecture. All Right Reserved.