ふくおか子育てパーク

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第3話 謹みて?新しき年を賀す・・・?

2008年12月16日

年賀状年賀状の受付が始まりましたね。
まだ12月も中旬ですので、「年賀状」と聞くだけで胃が痛くなると言う人は、まだ少数派でしょうか。
別に皆さんを急き立てるためというわけではないのですが、今回はその年賀状についてです。

平成21年の年賀状について、先日私と妻とで話し合いがありました。
本年度まで夫婦別個に出していた年賀状を、来年度より夫婦共通の年賀状に統一しないか、というのが主な議題です。
妻曰く、他の多くの家庭がそうしているし、そのほうが効率的だから・・・。
言われれば、なるほど確かにそれはそうかな、とは思います。
もちろん、効率的とはいっても、実際には年賀状作成の手間が私一人に押しつけられることになりますから、妻にとっての効率性に過ぎません。しかしまあ、私も器の小さい男だとは思われたくありませんから、その点については夫として多少は妥協の余地があろうというものです。
重要な問題は他にありました。
裏面のデザインです。
妻が娘の写真入りのデザインにこだわっているのに対し、私は娘の写真無しのデザインにこだわっているのです。
娘の写真の入った年賀状を出すことに、私はどうも抵抗があります。
だって、親バカに見られたらイヤじゃないですか・・・。

もちろん、他の人から子どもの写真入りの年賀状を受け取る際に、その人を親バカと感じるかというと、そういうわけでもありません。(別に親バカでも構いませんが)
むしろ「あの人、幸せにやってるんだなぁ。」などと、こっちまで幸せな気分になってしまいます。
にもかかわらず、自分が出すことについては、やはり親バカそうで嫌なのです。これは実際の効果どうこうというより、自分の美的センスとか価値観とか、そういった問題なわけです。
人様の前では、子が可愛くないかのように振る舞わなければならない。それが我が国古来からの謹みってもんだ・・・。
妻に言わせれば、現代社会に対応できていない保守的な田舎者なのです、私は。

写真を入れないならいいぞ。いやいや、写真は入れないとダメだよ。
ということで結局、年賀状統一について結論は持ち越しとなりました。
ちなみに姉夫婦にこの話をしたら『干支の絵が入っただけの葉書送ったって、意味ないやん。』とのことでした。どうも情勢はよろしくありません。
もしこのコラムを読まれる方で、私の年賀状を受け取る方がおられましたら、そのデザインから我が家の力関係を推し量る、なんてことはなさらないでくださいね。

(黄シャツ)

投稿者 Kosodate : 2008年12月16日 14:00

コメント

新年おめでとうございます。
黄シャツさんちの年賀状は、はたしてどうなったのでしょう??

投稿者 むつき : 2009年01月07日 16:25



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